蒸留酒の造り方
蒸留酒を作る手法としては、大きく分けて単式蒸留機と連続式蒸留機があります。
単式蒸留機は世界で最も古くから行われていた原始的な蒸留法で各国、
各地域によって個性的な蒸留機があります。
さらに、単式蒸留機では常圧と減圧に分かれます。それぞれの蔵では、
理想の原酒を造りだす為こうして得られた原酒を銘柄によって使い分けたり
ブレンドして一つの個性ある原酒を造り出しています。
単式蒸留機(ポットスチル)の特性

原酒の香味成分を多く含んだ個性豊かな蒸留酒が得られます。
蒸留の際の加熱温度や時間によっても含まれる成分が異なってくるので時として含まれないほうが良い成分が入ったり
特定の風味が強く出すぎたりといったこともあります。
常圧蒸留機

(自然な環境の中で直火、若しくは
蒸気によって加熱します)
減圧蒸留機

(釜の中の気圧を下げた状態で加熱します、それによってアルコールの沸点を50〜60度まで下げ、香りや飲みやすさを重視したすっきりタイプの原酒になります。
ブランデー 単式蒸留機で2回蒸留を繰り返し
72度未満の原酒を造る
モルトウイスキー 単式蒸留機で2回蒸留を繰り返し
68度未満の原酒を造る
アイリッシュウイスキー 単式蒸留機で3回蒸留を繰り返し
85度未満の原酒を造る
本格焼酎(乙類焼酎)

泡盛
単式蒸留機で1回蒸留し
45度未満の原酒を造る
テキーラ 単式蒸留機で2回蒸留を繰り返し
55度未満の原酒を造る
ヘビーラム 単式蒸留機で2回蒸留を繰り返し
75度未満の原酒を造る
連続式蒸留機(パテントスチル)の特性

純度の高いアルコール成分を効率よく取り出す為に使用されます。
含まれる香味成分が少ない為、癖のない酒質に仕上がります。
そのため、原料による風味の違いはあまり感じられません。
ライトラム、ジン、ウォッカ
等スピリッツ類
95度未満の原酒
バーボンウイスキー 80度以下の原酒
ブレンド用
グレーンウイスキー
95度未満の原酒
甲類焼酎 95度未満の原酒を
36度以下に割り水して製品化


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